web日記 2007年9月  過去の日記へ
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2007.9.29
ご無沙汰しております。
気が付けばHP開設、WEB日記開始から丸1年が経ちました。
よく続いているもんだと感心しています。
最近PC作業ができない理由として、瓦日記にあるように、日々様々な職人さんが
右往左往しており、相変わらず落ち着かないためです。
以前にも増して、大工、瓦屋、板金屋、左官屋、電気屋入り乱れてのバトルロイヤル状態です。
 
瓦はほとんど乗りました。鬼瓦もりっぱに設置されました。

瓦ネタ以外の話を何点か。
またまた今年も行ってきました。茨城県フードウェーブへ。(昨年の10/18日記)
早いな~1年て。
今年は9/27浜松町で開催されました。

まぁ、今年も一番近いでしょ って言う理由で行かせていただきました......

大工さんが出入りしているうちに、道具を借りたり部材を調達してもらったりして
酒蔵タンクの足場をDIYしました。

職人さんには恥ずかしくて見せれませんが、なかなかの出来に満足!

以前の日記で絵画教室の皆さんが田中酒造店のスケッチに来られましたが、
その作品が取手のギャラリーロード(西-東口の地下歩道)に展示されています。
ここのギャラリーロードへ展示することは順番待ち多数だったりで、
結構至難らしいのですが、力を持ったおじさまでもいたのかしら?


どれも力作。
取手にお越しの際は、是非ご鑑賞下さい。
10/2までです。(もうすぐ終わってしまいます..)

2007.9.21
最近はすっかり、瓦日記となっております。
大工さん工事のメドが立ちました。
完全に屋根の隙間がふさがって、雨漏りの心配がなくなりました。
次は瓦屋さんの登場です。
大工さんが仕上げた根戸の上に土瓦を引き詰めていきます。
←9/19
←9/21
土瓦は10年くらい経過すると、セラミック瓦と違って、色実が変わってくるそうです。
今は新品のピカピカですが100年後が楽しみです。

2007.9.18-2
邪魔にならないように工事途中の屋根に上らせてもらいました。

下を見なければ大したことないジャン でしたが、ここで細々作業をするのかと
思うと頭が下がります。

店頭漆喰壁の断面。
既に一層剥がれてますが、昔の人が何層にも丹念に土で塗り固めた壁です。
厚み20cm位はあるでしょうか。
今は技術的にも時間的にもこんな工法は取れません。
大したものです。

2007.9.18
余談。
9/16(日)「大人の運動会」、もとい、「消防操法競技会」が開催されました。

取手市の消防団30数分団が一同に介し、この日のために練習を積んできました。
天候超良好!強風の中での競技で思うように成果がだせなかったかなぁと。
 
結果は参加賞と言うことで。
これで、練習もなくなってしばぁ~らくは安楽の夜となります。
来年も選手よろしくね! と、こちら方面でもお声がかかっていることは
嬉しいやら、悲しいやら...

2007.9.14
店頭の漆くいの壁が雨風で落ちてしまいました。
よくよく見ると、ベースの木材がシロアリ君のカッコウのえさに
なっていたようで、いずれは朽ちてしまう状態だったことが判明。
怪我の功名...
そのままにしておくわけにもいかず、
+αの手間をかけてこちらも修繕することに。

完全に店頭からの入店はNGです。
お客さま申し訳ございません。
御用の際は、右手の門より直接お越し下さい。m(u_u)m

2007.9.12
久々PC前に座れました。
本醸造酒のビン詰は順調に終わりました。秋あがりとなっています。
毎度そうですが、たまに行う割水やビン詰が計画通りぴっちり行えると
本当にホッとします。

先週来の台風や、ぐずついた天気のおかげで、
事務所内がやはり大変なことになりました。
台風で吹込んだ雨が、電気ブレーカに直撃、そこここのコンセントを水没させ、
漏電によって停電してました。
店の電話やFAXは光なので、こちらも併せて不通状態に。今は仮配線を引いて復旧。
また、修繕途中の屋根の継ぎ目からは大量の雨水が。
今でも事務所机の脇にはバケツが並んでます。
←雨水ポタポタ

9/8水戸で行われた酒造組合のイベントのお話。
いばらぎ酒仲間の会のメンバーを中心に200名以上の方々がお見えになっていました。

茨城県の蔵元約30蔵が自慢のお酒を持ち寄り披露しました。
水戸でのイベントなので、お客様とはほとんどが一期一会です。
きっとどこのお蔵さんも大吟醸酒や純米酒を出すんだろうなぁと思って、
こう言ったイベントで我蔵はいつも、ちょっと変わった何かをお出しして
楽しんでいます。

徳利詰めのものは、5年前に仕込んだ茨城県産米"ひたち錦"の純米吟醸の貯蔵酒です。
5年前のある日に、きっと美味しく熟成したお酒になるんだよ。と、願掛けして、
徳利に詰め、冷蔵貯蔵していました。
呑まれたお客様よりアルコールが丸くなり、まろやかなお酒、と、好評を得ました。
あと、お遊びで、夏の甘酒『涼』を持っていきました。
ノンアルコール飲料を出していた所は多分うちだけだったので(反則技(´艸`))、
お酒をあまり飲まれないお客様達がちょー気に入って下さり、ボトルごとお持ちになり
回し飲みされてましたっけ。

余談。
消防団の話を他の蔵元さんとしていたら、さすが皆さん地元に根ざした地元人。
当然のように入団されてました(もしくは過去やっていた)。
「大人の運動会」、もとい、「消防操方競技会」も経験済み。
今更、新人として選手をやらされる身を「かわいそうにぃ~」と揶揄してくれましたっけ。

2007.9.6
台風が来ちゃいます。
屋根作業ももちろんできません。
作業途中の屋根の穴にはシートをかぶせていますが、
シートの継ぎ目から結構な量の雨水が..
大工さんが応急でシートをかぶせます。
台風直撃されて大丈夫なのか?かなり心配です。

来週始めには本醸造酒のビン詰を予定しており、今週はビン洗い週間です。
晴れ間を狙って、ビンの移動なんかをしていると、雨に直撃されたりと、
ついてません。
土曜日は酒造組合のイベントで水戸に出かけます。
水戸でのイベントは「君萬代」の知名度はほとんど皆無なだけに、ちと、厄介です。
台風&イベントで本業の酒造の予定が結構タイトで困ってます。

2007.9.2
余談。
9月中旬の「大人の運動会」、もとい、「消防操方競技会」の練習は
日に日に過酷さを増してます。
全力疾走で普段使っていない筋肉はピクピク。
少しずつですが形になってきたと思ってます。
今朝は本コースでの練習がありました。

普段は、夜の競輪場で練習しているので、何か陽の光の下で行うのは勝手が違います。
およそ1時間(他の分団も練習に来ているため、使用時間の制限あり)の練習でグッタリ。
残す所、あとわずかな日数。大丈夫なのか...

2007.9.1
9月になりました。
春搾って、ひと夏越した、純米吟醸酒の発売を開始します。
取手産の「日本晴」を60%精米し、今期初チャレンジした秘蔵っ子のお酒です。
「日本晴」は酒造好適米ではないですが、昔から日本酒造りに適したお米として
用いられてきました。
今期から完全に地元産米を用いて酒造を行うことに決めましたが(一部大吟醸は除く)、
その中でもこのお酒には一番愛情をかけました。
多分小仕込で手をかけやすかったんだと思います。
大吟醸ほど気取らず、純米酒や本醸造酒よりは、ちと上品に。
ちょうど中間くらいの位置付けのお酒に仕上がりました。

ラベルは、浅野君に田中酒造の風景を何となくイメージして造って、と依頼しました。
蔵猫もしっかり描きこんでくれました。
ちょうど、りゅう君の具合が悪い時に依頼したもので、
そんなこともあって、感慨深い素敵なラベルになりました。
どうぞお試しいただき、感想をお聞かせ下さい。