web日記 2007年8月 過去の日記へ
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是非ご連絡下さい。
どうぞこちらからお願い致します。
2007.8.31
8月も今日で終わり。
やっと涼しい日が続くようになりました。
屋根の古い瓦の撤去が終了し、今日から大工仕事です。
日々、軽くなる屋根。降り積もる土とほこり。
事務所の中も素足では歩けません。
2階の屋根もすっかり骨組みだけになりました。
2007.8.29
毎日新聞ご購読の方しか判らないネタですが、
「毎日夫人」という情報誌がありまして、この小冊子は集金の時に配布されます。
こちらの8月号に田中酒造店のお酒が読者プレゼントコーナーで取り上げていただきました。
プレゼントで用意させていただいたのは、「梅清酒」と「無濾過シリーズ大吟醸酒」のセットです。
「梅清酒」は言わずと知れた君萬代の定番。そして、「無濾過シリーズ大吟醸酒」(通称つる)は
今春限定販売していた、無濾過の大吟醸酒をこの企画のため、密かに取り置きしておきました。
当選者10名の応募に対して、な、な、なんとぉ 4,169名 さまのご応募をいただきました。
さすが、メジャーな全国紙!!
応募期間約1ヶ月の間にこれだけの葉書が全国津々浦々から届きました。
小さな記事でもこれだけの反響があるとちょーびっくりですヽ(゜▽゜)ノ
8/25の消印まで有効でしたので、全て締め切り、この山の中から
厳選なる抽選を行いました。
結果、
・神奈川県横浜市 高田さま
・奈良県生駒市 大野さま
・広島県福山市 松本さま
・千葉県柏市 後藤さま
・宮崎県日向市 石川さま
・宮城県仙台市 増子さま
・鳥取県出雲市 本田さま
・兵庫県尼崎市 山本さま
・福岡県宗像市 森さま
・大阪府松原市 吉本さま
上記10名の方を選ばせていただきました。
商品は発送準備が整い次第送らせて頂きます。
どうぞ美味しくお召し上がりいただけますように。
惜しくも抽選に漏れてしまった皆さまには大変申し訳ございません。
またの機会がございましたらよろしくお願い致します。
2007.8.25
快調に瓦剥しが進みます。
2Fの天井からは百ウン十年ぶりの陽が差しています。
2Fの床にブルーシートを引き詰めておいて良かった...
←降り注ぐ日差しとホコリ。
ちょうどこの下に事務所があって、何となくPC周りもほこりっぽくなってます。
2007.8.24
瓦剥しが本格的に始まりました。
職人さん数名が屋根の上に上って、人力で瓦を剥していきます。
昔の造りで思いのほか、土(瓦の接着用に用いたもの)の量がハンパなく、
4tトラックの荷台はすぐに満載に。入れ替わりで搬出されて行きます。
屋根の上でドンガラやっているので、事務所の天井もいつ抜けるかと..
今日の作業はこれまで。予定通り終わるのか?...
土埃でご近所の皆さまご迷惑おかけしますm(u_u)m
2007.8.22
『酒蔵改造計画』 の第2弾です。
この夏、これから約1ヶ月半かけて店頭の瓦の張替を行います。
この店頭の建物ができてから約150年程。
その間、増築もありつつ、複雑な屋根の構造となってしまったが為、
所々補修はなされてはいたものの、葺き替えは今回が初!
瓦屋さんに幾度となく、依頼をしてみたものの、昔仕様の作業の難度や
この仕事ができる職人がいない等、
ご先祖が先延ばし先延ばしにして来たモヨウです。
しかーし、屋根には土瓦(今はほとんどが、セラミック等の軽量の瓦が用いられる)がびっしり
乗っているがゆえ、重さで建物のフレームは湾曲してしまっている箇所もチラホラ。
また、以前にも書いた通り、大雨でも降ろうものならば、事務所内浸水等の被害が
年々ひどくなり、思い切って修繕に踏み切りました。
確かに昔の職人さんや技術がなくなってしまったのは事実で、
この仕事の着工までに約1年検討を重ねていました。
老舗の風格は守りつつ、かつ、後世にも残せるようにリニューアルです。
お店におこしいただいたお客様には、多少なりともご迷惑をおかけしてしまいますが
よろしくお願い致します。
余談。
祭、花火が終わって一安心と思ったら、
次は消防団です。
(こちらも地域貢献、ネイティブ化のため、今年の4月から流されるままに入団)
9月の中旬に「大人の運動会」、もとい、「消防操方競技会」なるものが開催されます。
今年は見学して来年から選手として、よろしくね!のはずが、
事情により選手としてエントリーされていました。
地元の若い衆は本当にいないんですね~。どこも人材不足...
訓練は大会当日まで隔日夜行われてます。
やることなすこと全て初体験。おっさんなのに、新人です。
マジで困ったぁ~(*´Д`)=з
2007.8.17
猛暑ヽ(゜▽゜)ノ
言われなくても暑い!!!毎日です。
2007.8.12
昨晩11日。取手の夏の風物詩、花火大会が開催されました。
そんなに土手集客できるのか?って言う位、大勢のお客さんが
日の高いうちから土手方面に流れて行きます。
わらわらと。
昨年から田中酒造店前では、梅清酒の美味しさの提言として、
店頭で『梅清酒フラッペ』(要はカキ氷)を実演販売をしています。
ホームセンターで買った、手かきのカキ氷マシーン。
氷はもちろんこの日のために、仕込水をせっせと凍らせてました。
相変わらずのテキトー商売で、まぁそんなに売れねっぺ。花火でも見てよー
位な意気込みで看板を下げたとたん、ちょっとした行列が...
休む間もなく氷をかき続けます。
氷も、カップも適当になくなったので、花火半ばには花火観賞へ。
店頭からでは、スターマインはご覧の通り、対面のビルで下側の派手な部分は
見えません。が、雰囲気は充分堪能できます。
尺玉ともなれば上空に上がった花火はしっかりときれいに見えます。
祭、花火と8月2大イベントが無事終了しました。
そして、静かな日常へ... 脱力。
2007.8.11
あっ、あづい....
今夜は取手の花火大会。
この夏一番の暑さではないでしょうか..
河川敷には花火の場所取りで既に大勢の人が、、
テキヤの屋台も所狭しと出張ってます。
花火を見る前に倒れないで下さいね。
2007.8.9
『酒蔵改造計画』 第1弾 タンクのお片付無事終了しました。
どうやって動かすの?片付けるの?とこちらの心配もよそに、
この道50数年の大ベテランの職人さんはフォークリフトを駆使し
いとも簡単に、タンクを動かします。
2日間の予定でしたが、1日ですっかり終了しました。
一番の大物は密閉タンクでした。
入ったんだからそりゃ出るでしょう。と理屈では判っても、本当に出るまで半信半疑です。
タンクの隙間をうまく持ち上げて移動。
門から出す時は、ホントにギリ。
無事トラックに収まり、ドナドナ状態に。
結構大掛かりな作業だったので、近所や行き交う人々に一体何事か?廃業か?と
思われたかも知れません...
2007.8.7
『酒蔵改造計画』と題しまして、
この夏は、結構大掛かりな店頭及び酒蔵の修繕・改造を計画しています。
第1弾は、
酒蔵内、タンクのレイアウト変更及び不要タンクの撤去作業です。
皆さんもご存知のように、日本酒ニーズは今や低迷の一途です。
我蔵でも酒造ピーク時と比較してしまえば、製造量も寂しい状況となっています。
ここ数年、まぁーったく使っていないタンクや、壊れたまま修理していないタンク等が
蔵内には存在しています。
逆に冬の蔵作業時に、もっとスペースが欲しいと言うニーズもあって、
思い切ってそれらタンクを整理してしまおうと考えています。
業者さんが来ての撤去作業は8,9日の2日間。
その前に準備が山ほどありました。
どかしたいタンクが奥の方にある為、手前の使っているタンクを動かす必要があります。
そのタンクには酒が貯蔵されてたりするもんですから、別のタンクに酒を異動させたり、
タンク脇に設置してある作業用の足場をばらしたりと、
夏でも涼しいはずの蔵でも、コモって肉体労働していると汗だくです。
酒異動のため、空タンクを洗っては異動、そして異動して空いたタンクはまた洗って、と
繰り返すのでした。
2007.8.5
8/4 お祭気分も覚めやらぬまま、アサザプロジェクトの田んぼの雑草取りに参加しました。
久しぶりの田んぼ。見事に稲が育っています。
無農薬で栽培されているため、稲と稲の間には、みっちりと元気な雑草が育っています。
この時期にこれらの雑草を摘まんでやることで、稲穂の実を大きくしてやることができます。
アサザ基金の方々の指導の元、三井物産の方々と共に早速実践。
抜く 抜く 抜く
1時間で5m程しか抜き進めません。到底全て抜き終わらずに日没。
残りはアサザ基金の方々が地道に抜くそうですm(u_u)m。
おいしいお米を造るために、こうして自分達で汗を流して世話することで、
より一層愛着が湧きます。
祭と田んぼ作業とでしばらくは全身筋肉痛で日常生活に支障ありそうです...
2007.8.4
怒涛のお祭3日間が終わりました。
まぁーったく自分の予定で動けず、目の回る3日間でした。
関係各位さまのご協力の元に無事お祭が終わってホッとしました。
適当にかいつまんで報告。
●8月1日
7:00 朝一から神社へ御神酒の奉納
8:00 御神輿の蔵出し。
9:00 正装(紋付袴)して、大例祭へ。
1年に1回のことで相変わらず、着付けに四苦八苦。
12:00 朝から酔っ払って、酔い醒める間もなく、御借屋の飾り付け
13:00 子供神輿の接待。わらわらわら....
15:30 いよいよ神輿渡御の準備へ。助っ人の若者達も初の神輿担ぎ衣装にチェンジ!
17:00 ご神体を御神輿にお納めして、出発!
神主さんを先頭に町内を回ります。
22:00 田中酒造で集めた助っ人若衆10名(位いたかな)もヘロヘロクタクタになりながらも
渡御を無事終え、御借屋へご神体及び御神輿にお越しいただきました。
●8月3日
ご神体が八坂様へ帰られました。
助っ人軍団(3日は6人)は皆、初体験にも関わらず、最後まで気力萎えることなく
無事八坂神社まで御神輿を担いでご神体のお見送りに協力してもらいました。
ちなみに私は提灯持ちだったので、ほんの10m程しか担いでません。
が、\(゜□゜)/な感じでした。
みんな、だましてごめんね。(^ε^)
嫌じゃなければ、来年も担ぎに来てね。
お祭の期間、酒造店脇に設置された御神楽舞台では、重要無形民族文化財の若山社中の
方々による『江戸里神楽』が、縁日を行き交う人々に連日披露されました。
社中の皆さま、蒸し暑いさなかありがとうございました。
来年も、八坂祭に是非、華を添えてください。
山門建設の皆さま、神輿、御借屋、御神楽、等の設営に毎年ご尽力いただき
ありがとうございました。
撤収される御借屋。また、来年もよろしくお願いします。