web日記 2009年11月  過去の日記へ
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2009.11.23
お待たせしました!
今年も無事 新酒「にごり酒」の販売までこぎつけました。
約1ヵ月でしたが大切に育てたお酒が世に出て行くのは嬉しい限りです。
それを祝って、と、29日のイベントの練習を兼ねて、仕込後にそのまま甑を
使用してもち米を蒸して、餅つきをしてみました。

和釜の火力が強力なおかげで15分で蒸し上がります。
そして、こねて、ついてついてついて.....と
口に入るまでなんだかんだで30分はかかりそう。
当日、どれだけのお客さまがお見えになるかわかりませんが、要領悪かったら
スイマセン。先にお詫びしておきます。
でもつきたての餅は比類なきおいしさですよ。お楽しみに。


もちろん杉玉(酒林とも言います)も飾付完了。

2009.11.20
にごり酒は上槽の後、割水を行ってビン詰作業を行いました。

1本1本真心込めた手詰め作業です。
今年のにごり酒は自分達で言うのもなんですが、旨い!です。
是非お試し下さい。
ただまだ店頭には並んでません。
なぜなら「新酒できたよ」サインの"杉玉"を出してないからです。
細かいことですが、ちょっとしたこだわりで...
21日は友引なので今年度の杉玉を飾って新酒お披露目開始予定です。

2009.11.18
次は槽掛けの準備です。
先ずは酒袋の洗濯。半年使わないでしまっておくとやはり独特の布香、
すなわち袋香がします。
一番最初の上槽はどうしてもこの袋香が残ってしまいがちです。

念入りによーく踏み込んで洗います。こちらも割りと重労働です。

2009.11.16
待ちに待った上槽1本目です。これはにごり酒の上槽風景。

通常の清酒の処理と違って、にごり酒と言うだけあってわずかにもろみが残った状態で
ビン詰をします。白いお酒ですね。
その為、酒袋でしっかりと搾って液体と酒粕を分離するのではなく、写真のように
専用の目の粗い布を使ってえっこらえっこら、もろみを濾していきます。
かなり労力使いますよ。腰ともも裏と腕が張ってきて、握力がなくなります。
お酒弱い人はこの作業で完全に酔えます。
ここから割水、ビン詰、ラベル貼りを行って今期の新酒発売開始となります。
しばしお待ち下さい。

やはり今期1本目の上槽は感慨深いものがあります。
無事ここまでたどり着けて蔵の神様とスタッフに感謝です。
気温が高い中での仕込作業でしたが、仕込温度、もろみ温度を
ぐぐっと抑えてしっかりと発酵させたので、なかなか良いできに上がったと思います。

2009.11.13
初冬なのに暑い毎日(もろみにとって)。日々暑さと格闘しながらの酒造りです。
夏の間の のほほーんとした期間の蓄えを一気に放出している状況です。
酒造のかたわら、先般お知らせした蔵開きイベントの準備もにわかに進みます。
お楽しみに。

酒造の1コマ

3号「麹 もっとしっかりハゼ込ませてくんない?」
2号「はい!がんばります!」

長年愛用の携帯が突然死亡!!!直るのか不明。。。
と、横で「ぷぷっ」とほくそえんでた1号は直後もろみに携帯が落下。。。
Wの悲劇。
なのでしばらく音信不通です。。。。。

2009.11.7
HP表紙でもお伝えしましたが、今年の蔵開きは例年と趣を変え
新酒初搾りお披露目会として気合入れて開催します。

開催日時 2009年11月29日(日) 13時~16時
入場無料です


自社だけでなく、協力下さる方々も大勢いて楽しいイベントを準備します。
どうぞこの機会に遊びに来てください。詳しいイベント情報はこちら。

手伝いも大好き3号ちゃん。櫂入れ、掃除も手伝ってくれます。

(最近は酒造日記と言うよりは"親バカ日記"になりつつあるかな)

2009.11.6
10月末の酒造は慣れていなくて、変な話 暑さとの戦い!でした。
氷様々です。
この所、少しずつ寒くなってきて酒造のコントロールがやすくなってきました。
とは言っても洗い物がつらくなっても来てますが...
3号ちゃんが風邪をもらってきて数日クッタリしてましたが、養生の結果良くなりました。
彼女の健康が全く酒造を左右します。
そんな彼女の日課はプチプチ(醪が発酵して泡がはじける状態)観察です。

将来有望です。

ストーカー猫もよく出現します。

きっと彼なりにネズミパのトロールでしょう。