web日記 2008年1月 過去の日記へ
いつもご愛読ありがとうございます。
君萬代HPや、このweb日記に関しまして、ご意見・ご希望・ご感想等ございましたら
是非ご連絡下さい。
どうぞこちらからお願い致します。
2008.1.28
今朝で、吟醸系の仕込(蒸米をタンクに投入する作業)が終わりました。
一般の清酒よりも一つ一つ気の使い方が違います。
ここ数日緊張した毎日でしたが、造りの山場を一応越えてホッとしました。
残り数本仕込が残ってますが、気も手も抜かず行きましょう!!
2008.1.24
早朝、甑にお米を張ります。
わんさか上がった蒸気の中、洗米して水切りをしたお米を手早く均一に撒きます。
目の前、真っ白。完全ホワイトアウトです。
何となく記念に写真を撮っておこうと思ったんですが、当り前っちゃー 当たり前で、
レンズは曇るし、何を撮ってるか判りませんね。
油断してるとこの乾燥蒸気は、ちょ熱ですが、適度な距離を保って顔面に浴びると
米成分配合美顔スチームとなります。
毎年恒例、吟醸の仕込風景です。
仕込温度6度に押さえる為、蒸米を5度程度まで冷やして、ほぐしてから仕込タンクへ投入します。
蔵内、敷地内いたる所に、作業台を仮設して蒸米を広げます。
北の寒冷地と違って都心にほど近い取手では、冷やす作業も一苦労です。
2008.1.20
吟醸の仕込みも着実に進行しています。
洗米作業の人員募集してたら、なんだかたくさん集まったので
傍観してました。
そりゃ振れ!!やれ振れ!!
でも明日は人がいない予感...
2008.1.19
三井物産環境基金、アサザプロジェクトの方々をお迎えして
酒造り仕込み体験&蔵見学を開催いたしました。
参加メンバー 総勢40~50名位見えたでしょうか。
仕込体験をしていただいた作業は、純米酒の"添仕込"。
蒸し上がったお米を仕込タンクに投入するまでをお手伝いいただきました。
お父さん達が甑から蒸米を掘り出します。
お母さま、お子さま達がその蒸米を広げて適温になるまでほぐします。
この後、仕込タンクに蒸米を投入しました。
こうして皆さまの愛情を分けていただいたお米たちはきっと美味しいお酒に
なってくれることでしょう。
小さい蔵の中の作業で、人が入りきれるか?満足いく作業ができるか?
等など...、色々と心配でしたが、ご協力のもと、何とか作業実施できました。
こういった、機会は我々にとってもなかなかないもので、新鮮な気持ちで対応できました。
皆さまにおかれましても、少しでも酒造りに興味をお持ちいただけたでしょうか?
プロジェクトにおいて収穫したお米を使用しての仕込は1月下旬頃から開始します。
本HPにて育成過程は随時upする予定なのでどうぞご覧下さいご覧になって下さい。
また、3月中旬の蔵出しイベント時には本日お試しいただけなかった、
搾りたてのお酒をご用意してお待ちしております。どうぞお楽しみに。
2008.1.15
今期最後のにごり酒のビン詰です。
昨年よりも寒かったせいか、出荷状況はまずまずでした。
また、昨年は酒税変更により製法の変更が余儀なくされ、
にごり酒は試行錯誤のうち出荷しましたが、今年はそれを踏まえて
醸造できたのでお味の方も、各方面よりお褒めをいただきました。
ラベルやビンの変更も出荷増に貢献したかも。
2008.1.10
壊れた放冷機(2007/12/2参照)、昨年中シコシコ直して、疑心暗鬼、
スタッフの冷ややかな視線の中、スイッチon。
一応、動きます。
それでも恐る恐る見守り、仕込終了まで無事任務を完了しました。
なんだかんだ言っても、やっぱり機械は早いのと、人策に労する気苦労が減るので
助かります。
でも、既に弱点が判明しているので、今期、後何回かの使用には耐えて欲しい所です。
造りが終わったら、また分解しようね、こむちゃん。(^ε^)♪
2008.1.7
お店は7日までお休みをいただいてます。
門の内側 蔵の中では大吟醸の仕込が始まっています。
先ずは、酒母麹から着手です。
手前が精米歩合70%の日本晴れ。奥が精米歩合40%の吟醸用の山田錦。
肉眼で見ると一目瞭然の白さです。写真だと判りにくいですね。
左が日本晴れ。右が山田錦。
40%まで磨くとお米の粒が小さく、砕けやすくなっています。ので、
洗米や蒸米の搬送にも全く機械を使わないで大事に丁寧に扱います。
まるで赤子を扱うかのようです。
2008.1.3
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
一応お正月は、酒母だけを残して酒造は一旦中断しています。
きっちりとお正月休みを取れています。
酒造以外に楽しみができてしまったのが、製造面においてはちと不安ではありますが、
そんなのも含めて田中酒造がんばって行きたいと思います。
まぁ2008年もこんな調子でやってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。m(u_u)m