web日記 2007年12月 過去の日記へ
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2007.12.31
無濾過生原酒 2008純米酒(通称:ねずみ)ですが、勢いあまって
1本1,500円で売ってましたが、よくよく、帳面みたら2,000円の間違いでした。てへっ。
30日までにお買上げいただいたお客様は得したと言うことで。
すいませんが、来年から2,000円で改めて。
2007年終わろうとしています。
蔵人さん達は正月、一旦帰郷されます。
正月中、酒母の子守はしておくのでゆっくりと鋭気を養ってきてください。
超プライベートな話題。
12月29日の深夜2時頃にお待たせのbabyちゃんが誕生しました。
あわただしい業務が一段落した所で、また、正月中の束の間平穏な
時に生まれてくるあたり、何とも親思いのいい子ちゃんです。
ご心配いただいていた方々にこの場をお借りして報告いたします。
あっ!お祝いとかは気にしないで下さい。
別にそんなつもりじゃないですから...
それでは皆さま
よいお年をお迎え下さい。
2008年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m。
2007.12.28
無濾過生原酒(チュー太郎)のビン詰をしました。
美味しいです。
720ml 2,000円です。
年末バタバタモードです。
杜氏さんは合間を見て、毎年恒例の見事な門松を作ってくれます。
徐々にお正月を迎える準備が進んでいます。
2007.12.26
今年の無濾過生原酒は純米酒からスタートです。
今年もラベルは浅野君に制作してもらいました。
2008年の干支のねずみ君が君萬代のお酒を呑んでいい気持ちになっています。
最初は相変わらず、秀逸な絵だなぁ~なんて思って見てたんですが、
よくよく見ると酒を呑んでいるねずみ君のひげの部分が、なぁーんかゲジゲジしてて
ちょっと手抜いた?と、もやもやしたものがありました。
後日、浅野君に単刀直入に「ちと、手抜いた?」と尋ねると、
「何を言ってるんですか!手抜くわけないですよ!ひどいなぁ~!
これはお酒の口を付けている所なんで、ひげが水面にひたるか
ひたらないかをちゃんと表現したんですよ」
と、解説を聞きました。
この絵は貼り絵でできていて、カッターを巧みに使って、細かい微妙な所を表現します。
逆に普通にカットするより難しいことがわかりました。
言われてみれば目から鱗!!
芸術家がこんな所で手を抜くわけもなく、あらぬ疑惑を持ってしまってゴメンネm(u_u)m。
ってことで、ラベルは準備できました。お酒のビン詰は明日を予定してます。
やはり若様の作品は手直しされて2サイズほど小さくなりました。
2007.12.24
巷はクリスマス。
しかも月曜で祝日で田中酒造にとってはポイント2倍の店休日!!と
もくろんでいましたが、まぁーったく関係なく日常が流れました。
本日も上槽。
槽の上流ではおばちゃんがもろみタンクを常にかき混ぜています。
「上呑出たよぉ~」
「下呑でたよ~」
「坊主(タンクの底)出たよ~」
の絶叫で残りのもろみの量を知らせてくれるのでした。
午後杜氏さん達は正月のお飾り 門松用の竹を盗竹に出かけていきました。
(ご親戚の竹やぶへ)
若様何とか丸らしい形になったけど、手直し入ること間違いなしです。
白黒君はしばらくマイブームにおつきあい下さい。
年末サービス期間です。
2007.12.21
純米酒の上槽を行いました。
純米酒は本醸造酒よりもろみの密度が高いので、袋取りの失敗も少ないです。
(粘度が低いと、積み重ねた酒袋の口からもろみが流出しやすいです。
※あくまでもヘタクソがやった場合)
「今日は順調だ」と思ってもそれを口に出した瞬間、失敗するので心の中で留めます。
これをしぼったお酒で、今年の無濾過生原酒を詰めようと思います。
HPトップの絵をラベルにする予定です。お楽しみに。
ヘタクソついでに
素人がカットすると、いつまでも丸くなりません...
がんばれ若様。
どんどん小さくなる杉玉でした...
2007.12.18
お酒を上槽したと言うことは、そう、酒粕もできたと言うことです。
新しい酒粕を熱望されるお客様のご来店が非常に多くて今か今かと
待っていた所です。
夏の間に不要なタンクを整理したので、作業場が一気に広くなりました。
『酒粕Factory』です。
工場長はおばちゃん。
はりきって、酒粕カットと袋詰めをしてもらってます。
今年も500g 300円で販売します。
上記の様に全て手作業で行っているので、
形のバラつきやら粕中に混じった多少の異物はあらかじめご勘弁下さい。
変な表現のしかたですが、純粋な酒粕をどうぞご堪能下さい。
また、清酒を造らなければ酒粕はできないので、
どうぞ清酒もたくさん召し上がって下さい。
2007.12.16
大安。
お待たせしました!
君萬代本年度19BYの新酒解禁です。
準備した杉玉を店頭に飾り付けました。"新酒ができました"のしるしです。
皆さまのご来店をお待ちしております。
一方、槽(ふね)を用いた上槽第一弾も無事済みました。
もろみを酒袋に取って槽に整然と積む作業は自然とハイテンションになります。
何しろうちの杜氏さんは隣に並んでの行われる作業のほとんど全てが"勝負"に
なってしまう性分の為、おのずとあおられスピードmaxで作業が進みます。
作業中はアドレナリン全開です。
酒粕ファンの皆さまはもうしばらくお待ち下さい。m(__)m
インターネット上のHPの見え方がPCによっては段ズレしてたり、
フォントが変わってたりと、最近になって知りました。
つくり手もあまり詳しくないのでご了承下さい。
段ズレや絵の重なりはエクスプローラの「表示」⇒「文字のサイズ」⇒「最小」
で解消されます(多分)。
フォントは自PCには色んなフォントをインストールしちゃってるので
そのフォントが入ってないPCではゴシック体で表示されるようです。
2007.12.15
記念すべき田中酒造店19BY新酒「君萬代 にごり酒」の発売に向けて大忙しです。
相変わらずのビンタ君でビン詰。
ラベルを貼る横から予約いただいていたお客様分をどんどんかっさらいます。
蓋を開けてみると、売る分全然ないんじゃないの?状態!!\(゜□゜)/ひぇ~
明日16日(大安)から発売予定です。
売り切れちゃってたらごめんなさいm(__)m。
でもこれからもまだまだ詰めますのでご安心を。
今年からにごり酒の蓋を全部替えてみました。
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うちのにごり酒はすんごい元気にもろみも酵素も生きているので、
暖かい所に置いておくと盛んに発酵が進み、その結果二酸化炭素が発生します。
昨年までは、ビン詰後、釘で通気穴を開けてましたが(過去の記事の何処かを参照して下さい)、
穴の開け忘れや、横にするとこぼれちゃったり、
また、宅急便で送る時には蓋を密封の蓋に替えて送ってましたが、その間にビンの中で
二酸化炭素のガスが充満し、お客様の手元で開栓時に爆発したりと
年に数回は必ず何かとトラブルがありました。
今回から使う蓋には液体は通さず、気体だけは通す膜が貼ってあります。
これで今年はトラブル解消できるといいんですけどね...
にごり酒出荷準備の脇で、明日から本醸造もろみの上槽準備も行われています。
槽の清掃や酒袋の洗浄などなど。
これまた着々です。
2007.12.7
年内の仕込は今朝でひと段落しました。
大きい留仕込も人力を何とか駆使し終わりました。
これから年末にかけては仕込んだもろみの上槽と新酒の販売に精を出します。
そんな束の間、これまた新酒の準備の一環の杉玉制作も開始です。
今年もでかいの作りますよ。
2007.12.4
今年も採ってきました。杉玉(酒玉)用の杉の木の枝を。
去年の杉玉はばらして今年用に備えます。
新酒発売と同時に飾りますが、まずはにごり酒は12月16日位予定しています。
2007.12.2
仕込みで使っている放冷機がぶっ壊れました!!!
ほとんどが手仕込の田中酒造店では珍しく省力化の助けとなっていた機械だけに
これは非常に痛い...
すかさず、人力投入。
相変わらずこんな時こそ役に立つ若者達。
冷却ファンで蒸米を冷やして仕込タンクまで運びます。
即席で橋桁をかけました。
こんな機械のない当時はこうやって仕込んだもんです。
(と、親方熱く語ってました)
人手があれば全然やれない量じゃないので無事終了。
みんな、今度の昼は何食べたい?